留学生の就職活動 ~企業研究と目的意識が大切~

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昨年11月9日(土)、名古屋商工会議所(中区)で開催された「東海地区留学生就職セミナー&合同就職説明会」(主催:一般社団法人中部産業連盟)に、国際留学生会館(以下、ISC)も会場にブースを設け、名古屋市商工会議所の協力も得て、日本での就職を目ざす留学生への情報提供や相談に応じました。

<セミナー会場の様子>

ブースにおいて相談に応じたISCの元留学生で、現在、福岡に在住・在勤の李 澯(イチャン) さん(男性、韓国出身、愛知教育大2012年卒)は、「留学生たちから受けた相談には、ビザ(査証)に絡む問題が多く、実際、自分の先輩や友人の中にも、就職の内定はもらったもののビザの問題で、帰国せざるを得なかったケースがありました。入国管理制度に関わることなので、自分の状況を十分に認識し、慎重に対処することが大切です」と言います。

また、対応した留学生たちの印象を「目的意識が曖昧な留学生が多かった」として、「母国が就職難であるため、日本で就職しようと考える留学生もいますが、『なぜ日本で就職するのか、どんな企業に入り、どんな仕事をしたいのか』という観点から、目的意識を明確にしておきたいものです」と、就活に臨む大事な姿勢についても指摘がありました。

李さんは、自身の経験を振り返って「当時の私には日本の企業について、ほとんど知識がなく、まず、当然のように『大手』と呼ばれる企業を狙いました。大企業に就職したいという思いもか確かにありましたが、それはまた、大手企業の名前しか知らなかったからです。でもその後は、興味のある業界地図や経済新聞等から自分なりに情報を集め、把握することで、多くの企業にエントリーし、積極的に挑戦できるようになりました」と、就活に方向性を見出すことができたようです。

<ブースにおける情報提供と相談対応(右端が李さん)>

一方、ISCブースのスタッフとして参加したチューターの蔡 天培(サイテンバイ) さん(男性、中国出身、中部大)は「自分自身も、間もなく就活に入ります。就活に際しての留意点やマナーなどについて学べたことは、貴重な経験でした」と言います。

最後に、李さんは「直面する厳しい現実に、意気消沈することもしばしばです。それでも最後まで諦めないでほしい。自分を信じ、努力すれば、必ず良い結果が得られるはず」と、現在就活中の留学生へエールを送りました。