「留学生の日本での就職活動」

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1月17日(土)、国際留学生会館において、県内の留学生を対象にした「平成26年度外国人留学生就職支援セミナー」を開催しました。セミナーの講師を務め、「個別相談」にも熱心に対応していただいた、一般社団法人留学生支援ネットワーク事務局長の久保田 学さんに、留学生の就職活動の現状について寄稿していただきました。

日本で学ぶ留学生数は約18万4千人(平成26年5月現在)*1と順調に増加する一方で、日本での就職者数は、2013年は約1万2千人程度で、卒業する留学生の約2割から3割が日本で就職しているというのが現状です。
一方で企業の外国人材の採用動向は、多くの日本企業がその生産の基盤や販路拡大のために拠点を海外に求める成長戦略に従って、日本企業による留学生の採用が活発化しています。

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日本で就職活動を行う留学生にとって、一番の問題は、日本企業の採用形態が世界的に見て独特であることです。なかでも特徴的な点は、学部生であれば、3年生の冬から4年生の夏ごろまで延べ半年以上にわたって準備や企業の選考に時間を費やす「早期」かつ「長期間」の就職活動を行うことです。また、「筆記試験」や「エントリーシート」、「面接」など多様な選考方法がある日本の就職活動について、留学生は理解しなければなりません。そのため、彼らの多くは十分な準備ができないまま就職活動を行い、最終的に就職できないケースも少なくありません。
日本企業は面接を重視するため、面接時に必要とされる「聞く力」、「話す力」を中心とした高い「日本語能力」も求められます。そのためには、在学中にできるだけ多くの日本人とコミュニケーションをとり、日本の新聞を読む習慣をつけるなど、日常生活の中で日本語に触れる機会を増やすことがポイントです。
また、できるだけ早期に日本の就職活動の仕組みを理解し、準備を行うとともに、日本企業に就職した留学生OB・OGや就職活動中の日本人学生と日ごろからコミュニケーションに努め、様々な情報交換を行う環境を整えることが成功への秘訣です。

 

*      *      *

今年度、国際留学生会館は関連団体による留学生対象の合同企業説明会*2に二度ブース出展し、個別相談を行いました。日本で就職する留学生が増えていますが、日本人学生に比べて情報不足は否めないため、個別に相談できる機会は、彼らにとって大変有益だと考えます。セミナー後の個別相談では、講師に積極的に相談する留学生も多く見られ、関心の高さがうかがえました。

 


 

*1 出典:独立行政法人日本学生支援機構「平成26年度外国人留学生在籍状況調査結果」
*2 名古屋外国人雇用サービスセンター主催「外国人留学生就職フェア」(平成26年6月12日開催)、一般社団法人中部産業連盟主催「留学生対象合同就職説明会」(同年10月31日開催)

 

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