図工・音楽・体育の楽しさをフィジーの小学校の授業に!


太田幸子さん(青年海外協力隊・フィジー・小学校教諭)

国際交流ボランティアで、異文化の人々と交わる素晴らしさを知り、身分を学校に残したまま参加する現職教員参加制度を利用して協力隊活動に参加した隊員にJICA名古屋デスクの国際協力推進員がインタビューをしました。

【フィジーってどんな国?】

人口: 838,723人(2008年、世界銀行)

面積: 1万8,270平方キロメートル(四国とほぼ同じ大きさ)

主要産業:観光、砂糖生産、衣料品製造が三大産業

Q:任地はどんなところでしたか。

330以上の島からなるフィジーの首都スバから船とバスで約5時間のオバラウ島レブカ町にある生徒数350人程(1年生~8年生まで)の公立小学校で活動しました。要請内容は、音楽、図工、体育の普及でした。ここでは、教師の実力が生徒の成績によって判断されるため、教師は、音楽、図工などの情操教育以外の算数や英語を中心とした授業を一生懸命行っていました。また、任地の教員養成学校では音楽、図工などの指導法をほとんど教えておらず、教師たちは、教え方がわからないという状況でした。1週間の時間割に、30分の体育の授業が2回ありましたが、音楽、図工はありませんでした。

Q:具体的な活動内容を教えてください。

学校にいる13名の教師と一緒に毎週木曜日、リコーダー、お面作り、手遊び歌などを盛り込んだ音楽と図工、体育関係の勉強会を開きました。教えてもらうのはうれしいけれど、自分たちでやっていくのは難しいという雰囲気があったり、途中で勉強会の参加者が減ったりなど孤独感を感じたこともありました。しかし、徐々に任地の教師に任せる形でステップアップしていき、最終的には勉強会で何を行うのかについてアイデアを出してもらえるようにまでなりました。

近隣小学校への巡回指導(中央が太田さん)

Q:レブカで生活してみて思ったことは?

任地の人々は、生活を心から楽しんでいました。陽気で、失敗や悩み事より自分自身が心地がいいかどうかを大切にしていました。また、子どもたちは、初めて習う図工でのお面作りや音楽のリズム打ちの授業に、目をキラキラさせてすごく盛り上がっていました。2年の任期の間に、日本の子どもたちと絵や手紙の交換を行ったのですが、レブカの子どもたちの絵は、赤、黄、ピンクなど本当にカラフルな色が多かったのが印象的でした。

Related Tags: ,

- 広告 –



最新情報