世界語ろマイスター
★世界語ろマイスターとは?
名古屋弁の「語ろまい」と卓越した技能を持つという「マイスター」をあわせた造語。外国人講師を学校や団体に派遣し、講演や交流を通じて母国紹介を行う「NIC地球市民教室」では、名古屋市 内の学校を中心として年間250件前後の派遣を行っています。当センターでは約180名の登録講師の中から経験豊富な講師を「世界語ろマイスター」として1年間委嘱し、母国紹介のほか、当センターのイベントの企画・運営に関わり、名古屋地域の国際理解促進をはかろうとするものです。
- 歴代「世界語ろマイスター」一覧
歴代「世界語ろマイスター」の一覧および実施事業はこちら[PDF]
★ 平成22年度の世界語ろマイスター
今年4月に平成22年度「世界語ろマイスター」に、ネパール出身のアディカリ パロサド ホムさんと、カナダ出身のチ ウナさんが就任しました。お二人からのメッセージをご紹介します。
アデイカリ パロサド ホムさん (ネパール)
ナマステ。はじめまして。アデイカリ パロサド ホムです。1年間よろしくお願いします。ネパールと聞いて、何を思い浮かべますか? すぐに思い浮かばない方もおられるかもしれません。この場をお借りして少しネパールの紹介をさせていただきます。ネパールといえば世界一高い山エベレストを有するヒマラヤ山脈がある国です。中国とインドの間に位置する小さな国ですが、ヒマラヤに育まれた緑豊かな自然があります。
自然が豊かな国でありながら、ヒマラヤあたりでは数年前から様々な異常な自然現象が起こり始めています。日本のいろいろな自然保護団体、NPO法人がその異変を研究し、ネパールの人々に与えている影響を世界中の人々に発信しています。地球温暖化の影響で氷河が溶けてしまえば、人間の生活に大きな打撃を与えることは言うまでもありません。私たち一人ひとりで考え、地球を救うことは現代地球人の役割だと思います。地球に優しいことを心がけ、CO2を減らさなければ、地球はいつか絶滅するかもしれません。
私は「NIC地球市民教室」の講師として名古屋市内と周辺の小学校、中学校等を訪問してネパールのすばらしい自然、人々の生活、考え方、文化などを紹介して来ました。子どもたちも、学校の先生方も熱心に聴いてくれます。今後も「世界語ろマイスター」として一人でも多くの人にネパールのこと、ネパールで起きている自然現象を伝えられることを楽しみにしています。みなさんと一緒に地球を救うためにできることを考え、みなさんには、自分にできることは何かを見つけてもらえればと思っています。
来日して以来ずっと名古屋に住んでいますので、名古屋は第二の故郷のように感じています。「世界語ろマイスター」委嘱期間(平成23年3月まで)終了後も名古屋にいる予定ですので、みなさんとの交流をずっと続けていきたいと思って
います。
チ ウナ(池 銀娥)さん(カナダ)
Hello! Bonjour! 初めまして。私の名前はチ ウナ(池 銀娥)、韓国生まれのカナダ人です。 皆さんはカナダと言うとどんな印象を持っていますか?2010 年バンクーバーで冬季オリンピックが開催されました。周りの人たちから「バンクーバーはきれいで世界で一番住みやすい街」「自然がたくさん残っている都市」などの印象があると聞きました。本当にその通りだと思います。バンクーバーだけではなく、カナダ全土に豊かな自然があり、人間とたくさんの野生動物が仲良くのんびりと暮らしています。そして、先住民の人々や様々な国から来た人々がそれぞれの文化や言葉を守りつつ、他の人々の文化・習慣・宗教を尊重しながら暮らしています。1971年から「多文化・多民族政策」に積極的に取り組んでいて、多民族社会の成功例として知られています。
私がカナダに移住したのは16 歳の時でした。何もかもが新鮮で、学校の勉強も友達との関係も楽しくて仕方なかったです。言葉はあまり通じなくても心は通じる、と感じました。今は自分も一児の母となり、教育について強い関心を持っています。また、いろいろな場面で子育てに関する価値観の違いも気づくようになりました。
去年1年間、「NIC地球市民教室」の講師として学校などさまざまな所でカナダについて紹介してきました。カナダに行ったことがある方も、行ってみたいと思っている方も多くいて、皆さん興味を持って私の話を聞いてくれました。また、いろいろ調べてたくさん質問をしていただき、とても嬉しかったです。
これからの一年間、「世界語ろマイスター」として、より多くの皆さんにカナダの歴史・政治・文化・自然・観光等の魅力を紹介しながら、またカナダと日本の子育てや教育についても皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。








