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名古屋南京友好交流45周年記念イベント

2024.02.20

 113日(土)、「名古屋南京友好交流45周年イベント」を開催しました。

南京市にゆかりのある講師2名による文化紹介、文化体験で盛り上がりました。

【保存】NNWEB  (1).png

【第一部】

王 振紅さん(NIC地球市民教室講師)

南京市の歴史、名前の由来などを紹介してくれました。三国の呉や六朝・明・中華民国などの都として栄えた南京の名称は、金陵、建業、建康、江寧などに変わり、明の永楽帝のとき、北京に対して南京と称したそうです。そして日本にも伝わっている南京錠、南京瓜、などの言葉に「南京」が使われている理由の一つとしては、中国の南京に寄港した日本船から各地に広まったことから「南京」を付けて呼ばれるようになったと言われます。

最後に、王さんが実際に撮った南京市の夜景を映した動画を紹介しました。現地の活気が伝わってきて参加者の皆さんは興味津々でした。

トリミング済み.png

鈴木 海英さん(NIC地球市民教室講師)

南京市の観光スポットや伝統工芸などを紹介してくれました。中でも、蘇州の宋錦・四川の蜀錦と並び、中国の三大名錦と称される南京の絹織物工芸品「雲錦」は、荘重な絵柄と鮮やかな色彩が特徴で、中国の絹織物技術の最高峰と言われているそうです。

他にも、日本人は奇数を好む傾向にあるのに対し、中国人は偶数やペアを好むなど、中国人と日本人の文化や好みの違いを様々な視点から教えてくれました。

トリミング3枚目.png

【第二部】

・中国茶体験

王さんが煎じた淹れたての烏龍茶やお正月に飲む特別な甘いお茶(八宝茶)を楽しみました。

八宝茶の"八宝"とは、「大切なものがたくさん」という意味で(八宝菜の"八宝"と同じ)中国茶葉以外に、干した果実など数種類の素材をブレンドした美容健康茶です。

そのほとんどが漢方薬材となるもので、煎じてお茶として飲むだけでなく、目で見て楽しんで、また、飲んだ後には、ほとんどの中身を食べることができるそうです。

【保存】NNWEB  (2).png

・切り絵体験

中国の伝統的な切り絵細工で「剪紙」といいます。 紙をはさみで切り、花や生物、日常生活、神話・民話などの絵柄を作り上げる芸術作品です。 装飾品として自宅の窓や門に貼り、春節(旧正月)や婚礼品など祝い事にも使われます。折り方、切り方の工夫でハサミだけで細かな模様が作れる切り絵に、参加者の皆さんは夢中で取り組まれていました。

切り絵.png

・伝統衣装(漢服)試着体験

伝統衣装.png

・会場の様子

会場の様子.png

南京市の魅力溢れる講演や文化体験を通して、南京市及び中国への理解が更に深まるイベントとなりました。

今後も様々な国の文化を体験できる国際交流イベントを開催していきますので、みなさま是非お越しください。

 

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