ニック・ニュース読者モニターアンケート
2021.01.19
ニック・ニュース読者モニターの方々からよせられたコメントを掲載します
***12・1月号の内容はこちらから***
Ⅰ P3-6 特集「描こう 地球の未来 つながろう 行動で」について、感想をお聞かせください。
- ドイツは環境について先進国であることはよく知られているが、その他の国、今回はネパールでも取り組んでいるといった事例などが知れたからとても興味深いです。
- 私は古い人間なので使い捨てマスクに抵抗を感じていました。昔は(今も使い捨てマスク、私は洗っています)マスクはガーゼで何度も洗って使っていました。不織布というのがプラスチックでできているとは知りませんでした。プラスチックごみのうち、レジ袋が占める割合は2%程度だそうで、トレイとか豆腐を入れる容器等、他にも多量にあります。アジェンダという言葉、前にも聞いたような気がしますが意味、忘れてしまいました。ドイツの取り組み、昔は日本でもしょうゆや豆等、容器を持って買いに行ったものです。豆腐は鍋を持って行って、ヨーグルトも瓶でした。「~排ガス基準に達しないと車を運転することができません」とあるが、日本は全てあいまいで義務づけることはしませんね。
→アジェンダはもともと「協議事項、日程」などの意味ですが、文中では、単なる項目やスケジュールというよりは、持続可能な開発を実現するための具体的な「行動計画」のことを指します。 - P3-4は文章ばかり多く、内容も分かり易い伝え方をしていないので、読んでも理解が進まなかった。特にグラフ、イラスト、写真の使い方が効果的な構成になっていなかった。P5-6のドイツとネパールの取り組み紹介は興味を惹く内容となっていますが、P6ネパールの記事は上段だけで、下段の「知る・学ぶ・意識する・行動する」以下のスペースもP5のドイツと同様にネパールの取り組みを詳しく紹介して欲しかった。タイトルの「描こう 地球の未来 つながろう 行動で」は堅苦しく興味を惹くタイトルになっていない。
→ご意見ありがとうございます。より多くの方の興味・関心を惹く内容、タイトルを掲載できるよう今後も努力します。 - p3-4はプラスチックごみに関して、p5-6は外国での取り組みということで、興味深く読むことが出来た。前頁にも記載した通り、SDGsに関しては、現在とても注目されている項目なので、ここにフォーカスした記事を今後特集してもよいかと思います。
→ありがとうございます。実はちょうど一年前の「2019・2020年12・1月号」でSDGsを特集しています。(https://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/publication/nicnewsbacknumber/nicnews/2019/11231409.html)今後もできるだけ様々な分野のテーマをバランスよく取り上げていきたいと考えています。SDGsについては、いろいろな視点・切り口で取り上げることができますので、節目の年などに特集を組むか、それぞれの特集テーマの中でSDGsとの関連性などについて触れていくなどしていきたいと思います。
なぜ?から始まり、どうして?どのように?と順を追って説明がされていると感じた。とてもわかりやすくまとめられていた。さらに外国での取り組みについても紹介されていたのはすごく興味深かった。
→名古屋国際センターは環境問題に取り組む専門機関ではありませんので、各国の取り組み紹介を入れ、NICならではの視点で環境問題について伝え、興味を持っていただくきっかけになればと考えました。 - 海のプラスチックごみをなくす運動を20年ほど前から知人のダイバーの人が取り組んでいました。私も身近でできることからごみの分別のとき、プラごみをきれいに洗うように心がけたり、近くにエコロジーセンターがあるのでボランティアの講習に参加したりして学ぶきかいも大切にしています。SDGsの中の取り組みに関係のある問題だと具体的に例を挙げてあったので意識が高まりました。
- レジ袋の有料化が始まり、タイムリーな話題だったので興味深く読ませていただきました。とっても印象に残ったのは、「買い物は選挙と似ている、消費者である私たち一人ひとりが環境を意識することで生産者に環境に配慮した商品を作る必要があるというメッセージを送ることができる」という文でした。例えば日本の商品の梱包等、すごく丁寧にされていますが、無駄にごみが出たりと「これ本当に必要なの?」と常々思います。もしも同じように思う人が声をあげれば今までの"普通"が見直すべき対象になるのかなと思います。
→おっしゃる通り、今までの"普通"を見直すことが未来の地球のために今私たちがやるべきことだと思います。今回の特集がそのように思って下さったきっかけとなったことが、大変うれしいです。 - 生活の水準が上がっていくにつれ、様々なものが開発され便利になりますが、その中には地球を汚し問題になるものもたくさんありますね。脱炭素社会を目指すため日本でも電気自動車が注目されていますが、電気を作り出すには火力発電で実は脱炭素にならないじゃないか、という矛盾もあります(ヨーロッパでは原子力発電を推進しているので、空気を汚さないと聞いていたが...)。一人一人が関心を持って取り組む必要がありますし、国によって取り組みも異なってくると思います。他国のよいところは参考にし、日本は日本スタイルで世界の後進国にならないよう頑張って欲しいと思います。
→おっしゃる通り、生活の水準が上がり便利になるにつれて、その一方で失われることもあるということですね。「本当の豊かさ」とは何か、考えてしまいます。「ぶらりライブラリー」のコーナーで紹介した書籍「寂しい生活」はまさに生活の中の"普通"、"当たり前"を見直すきっかけになる本です。
Ⅱ 印象に残った記事について、感想をお書きください。
【Leader's Eye】
- ボリビアの山麓地域にはトイレがないと知り驚きました。トイレ作り、生ごみのたい肥化プロジェクトなど、私には思いもつかず、大変なことに取り組んでおられること感心しています。
【姉妹友好都市の広場】
- 最近、ウズベキスタンのひどい弾圧のTV番組を見たので、こういう面もあるのかと当然のことながら国も人も一面的な面ばかり見てはいけないと思った。ナボイ劇場の話もTVで見たことがあるが、こんな遠くに抑留されていたのかと改めて思った。
- パートナー都市協定を結んだタシケント市に高い関心を抱いています。タシケント市の歴史や食文化の紹介、街の風景や郷土料理プロフの写真に興味を惹きました。名古屋市公式ウェブサイトのQRコードを利用して、「インターネット動画で放つ悠久のシルクロードウズベキスタン共和国」を閲覧しました。より詳しくウズベキスタン共和国のことを知り、楽しく視聴することが出来ました。
【ともくら】
- 私の住む愛媛ではそれほど多くの外国人は暮らしてないと思う。なので外国人の人からみた日本について意見を聞くことができるのはすごくおもしろいと思った。
- 息子さんの言葉にほっこりしました。現在、日本語教育の勉強をしているので、「点ではなく線で、線ではなく面でとたえるような生きた学習法」というのがどういうものなのか、とても気になりました。
【ぶらりライブラリー】
- 環境問題を考えるとき、興味深い本が紹介されていました。身の周りのことを考えるときに「虫の目」「魚の目」「鳥の目」に意識して生活していきたいものだと思います。
- 絵本で環境問題を子どもへ伝えるのに大変参考になります。
【裏表紙】
- リアルでワールドコラボフェスタに参加したかった...残念。
Ⅳ その他、お気づきの点や改善点(今後取り上げてほしいテーマや紙面の見やすさなど)がありましたら、お教えください - 表紙がかっこよく早く読みたくなりました。紙面の問題があると思うのですが、めくったすぐに特集がなくあれこれ探検隊等の記事は読み飛ばしてしまいました。表紙の内容が、特集の中では少ししかと触れていないのも、少し違和感がありました。
→表紙のデザインから特集に興味を持っていただきありがとうございます。そのように多くの方が手に取っていただけるように今回はいつもの感じと少し雰囲気を変えた表紙デザインを意識しました。紙面構成の都合で各コーナーを先に配置し特集を意図的に後にもっていくことがあります。「特集」のページには冊子の小口の部分にインデックスラベル風に「特集」というデザインを入れてわかりやすいようにしていますが、今回いただいたご意見も参考にして今後の紙面構成を考えたいと思います。 - 表紙、一目見たときはバー?コーヒーの専門店?かと思った。とてもシックな感じ。おしゃれな高級店?日本で流行るかどうか疑問。個人体にはこういう店、入りにくい。環境にいいとは思っても。全体に色彩(写真)とてもきれいです。
- 表紙の写真について~一目見た時には、何の写真か理解できませんでした。NIC NEWSと気づくことが出来ませんでした。よく見ると量り売り売場の写真であることは分かりましたが、P5のドイツで使い捨てを減らす取り組みとして食品の量り売りを紹介している写真であることが理解できました。表紙写真を見てNIC NEWSと認識でき、特集記事に興味を惹く表紙にしなければ、手に取って読むことはしません。誌面の見やすさ~「文字が多すぎる、文字が小さすぎる」ことにより気楽に読めるNIC NEWSになっていません。もっと「文字を少なく、文章を短く、文字を大きく」することを要望致します。
→ご意見ありがとうございます。今後の参考とさせていただきます。 - 前回改善点を記入させていただいたら、今号から早速反映していただき、ありがとうございます。微力ながら読者モニターとしてのやりがいを感じました。
→4ページから成る特集のP3-4にも上部に特集のタイトルを小さく入れた方がわかりやすいというご意見をいただき早速12・1月号から改善させていただきました。的確なご提案をいただきありがとうございました。 - 12・1月号ということなので、年末年始に関する各国の過ごし方について紹介があるとおもしろかったと思う。季節感のあるテーマを盛り込むのはどうだろうか。
→ご意見ありがとうございます。「多言語スタッフに聞いてみました」や「世界のレシピ」などで季節感のあるテーマやタイムリーな内容を取り入れていきたいと思います。早速、次号の2・3月号では受験シーズンということで多言語スタッフに母国の「ラッキーアイテム」について聞きました。 - 食べ物の農薬の使用状況や人体への影響を世界の動きとともに考えたいです。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ありがとうございました★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★