名古屋国際センターは、外国人住民が安心して暮らすことができ、 日本人市民と外国人市民がともに豊かな文化を創造できる「多文化共生社会」の実現をめざしてさまざまな取り組みを行っています。
「多文化共生社会」とは、具体的には次のような社会のことをいいます。
・「国籍に関わらず地域住民としての基本的サービスを受けられる社会」
・「お互いに固有の文化背景を理解し、尊重しあうことのできる社会」
・「国籍に関わらず地域住民が協力し合う社会」
・「新しい感性や発想を生み出す社会」
<主な事業>
地域の国際化セミナー
地球規模で考え、足元から行動する市民社会(Think Globally, Act Locally)を目指し、国際感覚や多様な社会への理解を促進するセミナーを実施します。
災害時外国人支援研修
大規模災害の発生時にNICとともに外国人被災者の対応を行うボランティアや関係機関・団体職員を対象に、災害時の支援について考え、ネットワークづくりに役立つ研修を行います。
多文化共生まちづくり事業
国籍問わず多様な住民の主体的な地域社会への参画や「顔の見える」関係づくりを促すため、要請に応じて地域の実情に合わせた支援を行います。
外国人防災啓発事業
災害時に外国人市民が地域の支援者として活躍することを目指し、「防災出前講座」などの防災啓発や地域における合同防災訓練を実施します。
日本語教室の運営
・NIC日本語教室の運営
・NIC子ども日本語教室の運営
・NIC高校生日本語教室の運営
キャリア支援プログラム
外国につながりをもつ若者向けに先輩との交流や高校・大学見学などを行い、自分のキャリア形成につなげる支援プログラムをニーズに応じて実施します。
外国人児童・生徒サポーター研修
外国につながりをもつ子どもたちの支援に関心のある人または携わっている人を対象に、支援する際の心構えや知識・スキルを講義やワークショップを通して学ぶ講座を実施します。