子どもニック・ニュース読者モニターアンケート
2020.09.24
*** ニックニュース読者モニターの方々からよせられたコメントを掲載します***
Ⅰ 特集「知ってる?自然と私たちのつながり」について感想をお教えください。
- 親の所有していた畑で「実がならない」を経験。様々な理由のうちの1つが「みつばちがいないからだー」と気付きました。その後迷惑をかけない程度に雑草・野草が生えたままにしていますが、「虫のすみか」=「近隣の害虫の集まる場所」=「近隣の作物の保護」ではないか?と思っています。緑化で自然保護。乾燥の回避。地面の土砂の流出防止。温暖化対策。etc...。「へりくつ」と言われそうですが、「放っておく」ことも必要なのかも。視点を広くもつのか・狭くするのか?攻撃するのではなく受け入れる姿勢を幼い頃から持ってほしいですね。
⇒今回「子どもニック・ニュース」でご協力いただいたドイツのご家族の話では、昨今、ドイツでも殺虫剤や農薬などを使い、虫などを追い払ったり殺してガーデニングをする方が多くなってきているので、その影響で鳥も来なくなり、土がやせてくるといった悪循環で環境への影響が心配されているようです。虫がいなくなれば、鳥も来ませんし、土だって弱くなります。 - 見開きになっていて楽しく読めました/質問から答えに導かれるのでわかり易かったです。/絵や写真が可愛かったです。/ドイツの虫のホテルはとても意外でした。/ミツバチに恩恵を受けていることを知っていましたが減って来ていることは知りませんでした。生態形が変化してきていていろいろと支障をきたしているのですね。
- 絵や写真をとり入れてわかりやすかった。
- 子どもの世界でも身近な"ミツバチ"を取り上げ、ミツバチと農業とのかかわり、結び付きに、私たちの生活の在り方が大きく影響していること、さらにミツバチが住みやすい環境になるように、人間が工夫したらどうだろうと、子どもたちに呼びかけているところが、子どもたちの行動化を促進することにつながることが期待できる。/ドイツの「虫のホテル」の例が掲載されているが、日本においても都市のビルの屋上や大学の建物の屋上で学生たちが取り組む例を紹介しても良いのではないか。
- ミツバチが世界の農作物70%を支えることに衝撃を受けたし、学校の授業でこういうことを習いたかったなと思いました。ドイツの環境意識の高さを見習わなければいけないし、もっと自分でも調べたいと思いました。
⇒大人用のニック・ニュースの12月1月号にて環境問題を取り上げる予定です。海外の具体的な取り組みなども紹介できればと考えております。 - 夏は涼しい北海道へ行き、秋には愛知県へ戻ってくるということを初めて知りました。
- ミツバチが減っているというのは知ってましたがいなくなるとこんなに色々と影響がでるのは具体的に、知りませんでした。インセクトホテルも初めて知りました。日本でも「虫のホテル」を作れたら、いいですね。
- ドイツの虫のホテルについてもう少し詳しい情報を知りたいと思いました。ミツバチ以外ではどんな虫が守られているのか?運営のシステムについても興味を持ちました。
⇒道路や公園にある街のインセクトホテルは、市が管理しており、学校のインセクトホテルは、学校が管理しているようです。
ドイツには、自然保護(Naturschutz)で守られているものがたくさんあるそうです。ここでは一部しか紹介できませんが、アシナガバチも保護されているようです。また、保護区に指定されている森の中では、昆虫採集は禁止されています。道端や公園に生えているネコヤナギも採ることが禁止されており、コウモリも保護対象で、コウモリが住んでいる木などは切り倒しができないそうです。そして、釣りは免許(国家試験)がないとできないそうです。 - 写真やイラスト、Q&A形式などでミツバチとミツバチをとりまく環境について視覚的にもよくわかる特集でした。また、ただ読むだけではなく自分で考えたり、知っていることを書き出すスペースがあったのは、とても効果的だと思います。我が家では蜜蝋ラップを使っていますが、自然の恩恵に感謝したいですし、これからも大切にしていきたいです!!
- ミツバチが農作物の授粉用に販売されていることは知らなかった/海外の環境教育の具体例を知りたくなった。
Ⅱ 印象に残った記事について感想をお書き下さい。
- 簡単なメニューで子どもだけでも作れる「世界のいただきます」。「海外」の概念がピンとこなくても、食を通して関心を持ってもらえるかも。
- 世界の「いただきます!」で文化を学ぶことが料理を通して出来るので日常に取り入れることが出来る。
- ハニージョイはおいしそうですね。
- 世界の「いただきます!」(姉妹友好都市編)では、スイーツやデザートの紹介、食材や調理の仕方の発想など、興味深い。その上、手軽に作ってみようという意欲がわくものとなっている。子どもも大人も喜ぶ顔が目に浮かぶようである。
- ハチミツをつかった料理がおいしそうで特にハニージョイ作ってみたいです。
- 2つの菓子の紹介、材料と作り方はのっていますがもう少し情報を/まずどんな味がするのか?材料も4人分はまだしも20個分というのは多すぎませんか?
⇒オーストラリアでは、子どもたちのパーティなどで、このハニージョイを作ってみんなで食べるので、数が多めなのかもしれません。実は、もともとはこの2倍のレシピでした。 - 世界の「いただきます!」/ハチミツを使ったお菓子でも、それぞれの国によって様々なお菓子が楽しめるのはおもしろいですね!!
- フルーツシャーベットで桑の実が使われていたのに珍しさを感じました。
- ミツバチの大切な役割(世界の農作物の70%がミツバチの受粉によっている)とは初めて知りました。身の回りではほとんど見ませんが。
Ⅲ その他、お気づきの点や改善点(今後取り上げてほしいテーマや紙面の見やすさなど)がありましたら、お教え下さい。
- ☆砂漠のでき方☆豪雨で大変な目に合う地域があるかと思えば雨が一滴も降らない所もある。それは気象のせいなのか?乱開発のせいなのか?産業のせいなのか?地質の問題なのか?昔は緑が豊かだった地域が荒れてしまった原因と対策を改めて知ってもらいたい。(公園も砂場と花壇で全く違いますもんね)
- 紙に仕掛けのある紙面は面白い/リモート授業の現状はどうなっているのでしょうか。
- 「発見!体験!地球市民キャンパス」に登場する外国人講師の"国名"や当日の話をする内容の"テーマ"など、かんたんなものでも記載されていると、参加者の興味、関心が増すのではないか。/NICニュースの子ども版の『子どもニック・ニュース』は、毎回、イラストや関連の写真が取り入れられていて、子どもたちの知的関心を引き出すのに有効であろうと思われる。さらに効果を挙げるために、大人の人と一緒に見ると、さらに子どもの理解も進むのではないだろうか。(ただし、個人差あり)/※一年間、良い勉強をさせてもらいました。感謝です。
- ミツバチについて、わかりやすくなっていると思いました。子供さんもわかりやすかったのではないでしょうか。
- 今回の特集のように身近な虫(ミツバチ)から環境問題への意識付けはとても良かったと思いますので、これからも子ども達の身の回りのものから何かトピックに発展しそうな特集を組んでいただけると面白いのかな...と思います。例えば...身近な動植物が実は絶滅危惧種に指定されていて、自然にどのような影響を与えているのかetc...。
- NICイベントのお知らせにQRコードがついていたらいいと思いました。
- SDGsとか、LGBTとか。
- 農薬がいいのか悪いのか、少し掘り下げてほしかった。