子どもニック・ニュース読者モニターアンケート
2021.01.19
*** ニックニュース読者モニターの方々からよせられたコメントを掲載します***
Ⅰ テーマ「トイレが世界を救う⁉」について感想をお教えください。
- 世界にはいろんなトイレがあることが分かって、とてもたのしく読めました。子どもの好きなウンチのキャラクターは親しみがあっていいと思いました。親子で、トイレって話題にしにくいが、実はとても重要で、そして、日本のトイレ事情は大変恵まれているということを改めて話すきっかけとなりました。
- SDGs17の目標のうち、子どもたちにとって身近なテーマを選び、分かり易い誌面になっていて大変良い。見開き形式で、上段に①~⑧のトイレの形態、下段に①~⑧毎にトイレの解説をイラストと文章で分かり易い構成で伝えていて、子どもが理解出来る内容になっていた。
- 再度見開きとなる記事で、ボリビアのトイレ事情「こんなトイレ作ったよ!」は、子ども向け記事として分かり易い構成になっていましたが、日本とトイレ事情と違い過ぎているので、日本の子どもが何処まで理解でるのか疑問を抱きました。
- 日本のトイレの歴史も紹介して、ボリビアに似た時代があったことも伝え、下水道設備の広がりにより衛生的な環境に至った歴史を解説することで、ボリビアのトイレ事情も理解できると考えます。
- 世界のトイレ事情について、よくわかりました。子ども向けということで、下に自分の考えを記載する欄があるのはとてもよいと感じました。あとは、これを読んで初めて知った言葉(=知らなかったので自分で調べた言葉)などを記入する欄があっても面白かなと思いました。大人が読んでも勉強になりました。
→構成のご意見ありがとうござます。今回は、分量の関係上そういった欄を設けることができませんでしたが、書く作業で子どもたちの理解が深まりますね。書くだけでなく、「初めて知った言葉に線を引いてみよう!」など、子どもたちが積極的に参加できる仕掛けを考えていきます。 - トイレのことは深く考えていたこともなかったが、一番考えなければいけないことかもしれない。子どもはトイレの話に興味を持つだろう。3人に1人が安全で衛生的なトイレを使うことができないことが驚き。③のトイレ安全といえない面もあるのでは?
→そうですね。③のトイレだけでは安全とは言えませんね。ここでは、①~③の条件がそろっているトイレのことを「安全で衛生的なトイレ」として子どもたちにわかりやすく表現しています。【SDGsが採択された2015年、それまでになかった「安全に管理された衛生施設(トイレ)」という定義が誕生しました。排泄物が衛生的に管理・処理されている点に関して、設備だけでなく実際にそうであるかということ、そして、他の世帯と共有していないことが明確な条件となりました。【衛生的な環境(トイレ):ユニセフHPより)】他の世帯と共有しているトイレは、感染症のリスクが高まったり、トイレの使用人数に対して、トイレの個数が少ないと排泄の我慢が病気につながったり、屋外排泄につながる原因にもなってしまいます。 - 「6億3,700万人の人たちが草むらなどの~」や「1日に800人以上の子どもたちが病気になって~」にはショック。個人的には避難所や施設のように???時のトイレが心配。未来のトイレと言われても想像力が追い付かない。トイレに行かなくても他人の手を借りず、1人でコンパクトに処理できるような無臭な固形状の物質になるといいな。
- 便秘予防、それぞれの国に合った食材で参考になる。行き届いた企画。ページを開けたくなる。
- 17年前は、トイレに着目されていなかったけれども、瀧本さんに達によってトイレの設置が促されて本当に大切なことに皆が気付くようになり、よかったです。特に日本の和式のトイレはとても考えられて作られており、用を足す時も力の入れ具合も洋式に比べ良いそうです。作るのであれば日本の和式のトイレを基準にされるのがいいと思われます。
- 海外に行ったときにトイレ事情があまりよくないのは知っていた。なぜよくないのかがよくわかった。寿命以外で命を落としてしまう人間が少しでも減ったらいいと思った。
- 内容の構成が興味が湧くものでとてもよかったと思います。はじめの「世界ではこんなトイレをみつけた」では、クイズ形式になっており、まず日本との違いや世界のことについて知るきっかけになっていたのが面白く、次に読む内容に対して興味が湧きます。次に開いたページの内容もわかりやすく説明してあり、特に下の方にアウトプットできるように自由に書く欄が設けてあるのが良いと思います。例えばお家で子どもと一緒に読んで考えることができそうなので。
- 大人の私が読んでも面白い内容でした。
- 企画が面白いと思いました。世の中にはまだまだ不衛生なトイレがありますね。子どもたちの健康と命を守るためにも衛生的なトイレが普及するといいですね。
Ⅱ その他、お気づきの点や改善点(今後取り上げてほしいテーマや紙面の見やすさなど)がありましたら、お教え下さい。
- 毎回、旬な内容で、親子で話すきっかけのテーマとなるものを取り上げてあるため、とてもいい企画だと思います。SDGsを順番にひも解いていくようなものもいいなと思います。
- 裏面の「世界の便秘予防」の記事が「トイレが世界を救う」のテーマに合っていない感じがします。
→ご意見ありがとうございます。現代の子どもたちは、コロナ渦での外出自粛での運動不足も重なり、便秘や学校でのうんちの排泄タブーなどトイレについて様々な問題を抱えているということが問題になっています。そんな子どもたちが、「世界の便秘予防」を知って健康面の改善につながってくれればと思い今回の記事になりました。 - 余白部分に記入欄があるのは、子どもに学ばせる機会を与えるスペースとして良い構成になっている。
- 「世界でこんなトイレをみつけたよ」のページは、例えば左のページが「①~⑧」のトイレをみて、どんなことに気づいたかな?」にして、右ページを答えとしてもよかったかなと思います。そうすると答えのところを隠しておけるので、より考えさせることができるのかなと思いました。
→構成のご意見ありがとうございます。そうですね、右左に分けると読者も冊子を折りやすくで使いやすいですね。次回の参考にさせていただきます。今回は、下の答えを隠したり折り曲げたりして使用していただければと思っています。 - 世界の小学校の教育、AI教育、外国語教育、歴史の捉え方、体育、給食の様子を知りたい。世界の教科書、家庭生活、塾や習い事の様子、世界のテレビ。
- トイレの特集は子どもにもとても関心のあるテーマであり、トイレから世界が見える、戦場の国の子どもの様子も。
- 日本へきて学んだことを自国へ戻って有意義に活動できておられる方や、その助けをされている方について知りたいです。特にファッション関係が興味があります。
- 遊びや教育について世界で違いがあると思うので、それを比較するテーマはおもしろいのではないかと思った。
- 今後もSDGsの内容を取り上げてほしいです。
- 子どもニック・ニュースは各小学校に配っていると思いますが、先生たちはこれをもとに授業を行うことはあるのでしょうか。
→アンケートを実施していないため、正確な数等は分かりませんが、授業に使用してくださっている先生方もみえます。配布は名古屋市内の小学4~6年生のみですが、高校の先生もSDGsの教材として授業で使用して下さっています。今後の子どもニック・ニュースの向上においてもアンケートについて検討したいと思います。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ありがとうございました★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★