ニック・ニュース読者モニターアンケート
2015.03.29
*** ニックニュース読者モニターの方々からよせられたコメントを掲載します***
Ⅰ P1~2掲載の地球を考える『地域防災から、多文化共生のまちへ!』について感想をお教えください。
- 日本語が解らないために災害弱者になり得る外国人に対して、市民の手による「地域防災」の必要性を、この記事を読んで再認識しました。外国人は災害弱者ではなく共助メンバーにもなり得る、日頃からの繋がりと支え合いが大切であると言うコメントが印象に残りました。
- 港区東海地区九番団地の取り組みの紹介を興味深く感じました。
- 地域の防災については、日本人である私自身も興味深く読んだ。私は神奈川出身で、仕事の関係で名古屋にきて8年余りになる。小さな頃から名古屋については東海大地震のことは社会の授業で習っていたが、会社で東海地方出身の同僚との話を聞く中で、どうやらこちらでは地震への備えを相当詳しく小さな頃から学校で学ぶらしいことが分かった。ある意味新鮮だが、名古屋に住む以上、大人でも、そのような学びの機会が欲しいと思った。
- 「共助メンバー」という定義により、日頃から地域社会における人と人とのつながり(国籍問わず)の大切さを感じました。
- 小さい頃から防災を学ぶ大切さや外国にルーツを持つも日本語を理解する子どもたちが人材として育っていく事が多文化共生のまちづくりに有効であると良く理解できました。
- 地域の保育園では、月1回防災訓練があるそうです。もちろん、外国人の子どもも入園しています。日本在住の外国人が増える中、コミュニティ防災を広め、多文化共生の中で、災害弱者をなくしてほしいと感じました。
- 外国人住民とのつき合い方を防災という観点から取り上げるのは良い試みと思う。地域のイベントで仲良く盛り上がっていても、肝心の命に関わるところで助け合えていないと困る。言葉できちんと伝え合うことが大切。あまり日本のやり方に合わせよというのは生きづらい。
- 遠くの親戚より近くの他人といわれるように災害などいざという時にご近所の共助が役立つ事が理解出来る。特に生活習慣の違う外国人の場合は、避難所等で共同生活を余儀なくされた場合、周りの方の共助が特に重要となると思いました。
- P1の「違いがあると、混乱や反目を招くこともある。けれど、その違いを見つめ合い、認め合うプロセスを省略してはいけない」という言葉にとても共感した。防災という観点からではなく、多文化共生には欠かせない事だと思う。
- 地域防災を考えるとき、安心して豊かに暮らすことのできる社会の形式がいかに大切であるかと知る。地域から災害弱者を出してはならないのだ。住民同士で住民自治の意識が芽生えるとき、ご近所付き合いの希薄さは消えていくものです。外国人にはよりわかり易くコミュニティ防災の必要性と重要性を説明し理解してもらうことに注力していくべきです。
Ⅱ 今月号の記事について
【平成27年度NIC上半期行事予定】
- 平成27年度NIC行事予定は分かり易い構成になっていました。
【NIC Hot Line】
- 各国の仕事事情をコンパクトに紹介していて興味を惹きました。但し、3か国だけでは情報が少なく感じました。
- 海外で「働く」ことはハードルが高いように感じますが、それぞれの国、インド・タイ・カナダの仕事事情を知ることは、とてもよいことだと思います。日本の制度との違いや、生活環境など広い視野が開けてよいと思いました。逆に、外の世界から日本の文化や社会を勉強するよい機会になると思います。
- 2月15日の講座に行きたかったが、用事があって行けなかった。インド・タイ・カナダと全く違う国の様子がわかった。特にタイは、8割の女性が働いていて、管理職に占める割合は日本の5倍に驚いた。もっと話の内容を詳しく知りたくなった。
【中学生の職場体験in NIC】
- 写真と噴出し形式のコメントは構成に工夫があって読みやすく良かったです。
- 中学生の職場体験in NICの記事が印象に残りました。中学生という多感な時期にわずか2日間とはいえ名古屋国際センターの仕事を経験された事は貴重な体験であったと思います。
- 私もインターンシップをさせていただいて多くの物を得ることができたので、この子たちも何か感じるものがあり、今後何かに役立っていくと良いなと思った。多くの方々にNICの活動を知ってもらえる良い機会なのではないかと思う。
【最近の教育相談の傾向から】
- 日本に暮らす外国人の教育もそうですが、日本から海外に行ってまた帰国した際の教育についてもNICさんのほうで海外児童教育相談があると初めて知りました。日本企業の海外進出が益々増えるでしょうから、ニーズは高まると思います。
【NIC外国人行政相談から】
- 「外務省の公印確認」と「アポスティーユ」制度を初めて知り、参考になりました。
- アポスティーユについては、会社の仕事で、海外子会社の登記関連の手続きのなかで利用したことがあったが、公証人役場から始まり、大阪の外務省分室を経て、当該国の大使館・領事館に至るまでの手続きが、このようである理由を、いま初めて知った。とても勉強になった。
- どのようにして、外国に通用する書類にしたらいいのか?という疑問は私も以前から感じており、仕事でASEANと関わる中で「公印確認」は知っていましたが、「アポスティーユ」は初めて知りました。
ニック・ニュース2015年4・5月号 モニターアンケート
- 在留外国人のうち中国出身者にFOCUSした掲載内容は、多様な在留資格があることを初めて知り、大変参考になりました。
【国際留学生会館から】
- 留学生の日本での就職活動、長期間かけて行われる日本のやり方自体少し変わってもらいたいと思います。少ない人数しか採らないのに、何10軒、何100軒と会社を回ったり資料を集めたり・・・お金もかかるし。
【国際協力の窓】
- ご本人のやる気がこの中で存分に活かされていたと思う。日本とアルゼンチンの生活習慣の違いを、寸劇を仕立てて心を引き興味を引き出した行動に交流の旨さと巧みな技を読み取ることが出来た。自らの経験、体験を海外で仕組んで交流を計っていくことがいかに大切なことであるかを思い知らされる記事でした。ご本人の顔写真を入れて欲しかった。
【ニックページ】
- イベント名の左に「外国人対象」と表示しているのは分かり易くて良い。
Ⅲ その他お気づきの点がありましたら、お教えください。(今後取り上げてほしいテーマなど)
- P5(最近の教育相談の傾向から)~掲載している相談内容は箇条書きにするようにすれば、分かり易く読み易くなると思います。
- P8(友好姉妹都市の広場)~トリノの紹介は折角なのでカラー写真を掲載した方が印象に残ります。地図も掲載すればより分かり易いコーナーになると思います。
- 最近、とあるインターネットの外国人専用コミュニティの中で、日本に来たばかりの外国人がNTTのフレッツ光に申込んだものの、接続方法が分からず困っている書き込みを見つけた、確かにいま思い返すと、マニュアルは全て日本語だし、図を見ても分かりにくいような気がする。自分がその立場だったら、さぞかし不安に思うと思う。現地についたらすぐインターネットにつないで、本国の家族や友人に連絡を取りたいと思うでしょうし。
- 11歳のメキシコの方が描かれた本号の表紙の絵がとても好きです。色彩が中南米ならではかな?と感じました。
- 外国にルーツを持ち日本語を理解する人々が名古屋市への観光客誘致に力を発揮出来るように、人材育成するには、どの様にしたら良いのか?知りたいと思います。
- とりあげてほしいテーマは、外国人を名古屋に招いたときの観光地や人気の食べ物などを知りたいです。また、ホームステイやホストファミリーの情報もあったらいいなと思います。
- 中学生の職場体験、どうして全員男子なんだろう。半数は女子にしてほしかった。
- P5・6(最近の教育相談の傾向から・NIC外国人行政相談から)具体的すぎて、当事者じゃないと切実にピンとこない内容でした。
- 姉妹友好都市、先回とかぶってますね。次回の読者モニターアンケートでトリノ・港町とあるけど、シドニーのマチガイですね。NIC2・3月号にはちゃんとそうなっています。シドニーのオペラハウスは海沿いにあるので、港町の写真はさほど必要ないと思います。
- 表紙すごくインパクトあります。これは魚?鳥?メキシコらしいですね。全体的に春らしい色合いでした。
- 書類が国境を越えるときでは、印鑑の習慣の無い海外の国では、その発行された書類の真偽の確認が出来ないことはこの記事を読んで当然であると思いました。普段余り考えた事の無い事ですが、1つ知識が増えたと思います。
- JICAの記事はいつも関心がありますが、今回はアルゼンチンの日本文化についてでした。知識不足でお恥ずかしいのですが、日系移民の歴史がとても長いとは、あまりイメージがありませんでした。NIC NEWSからは、私にとって得るものがたくさんあり、知識をふやしたり、視野を広げる上でもとても役に立っています。
- P7(FOCUS)様々な思いを胸に、日本で暮らす方々は多い。こうした思い切った記事を読む時、私はいつも自分自身をその人たちの立場に置き換えて読んだり聴くことにしている。先入観で決め付けたり、見ては駄目だということです。お互いの立場を知り理解し合うことがいかに大切であるかを考えるべきだと痛感しました。
- P4(中学生の職場体験in NIC)珍しい記事に出会って興味深く読ませて頂きました。2日間とはいえ、いい体験をしました。必ず将来何かの役に立つことでしょう。「世界寺子屋運動」の書き損じはがきの分類する作業の件、とても大変でしたとありました。具体的にどんな点が大変だったのかな?
- 同封のニックニュース2・3月号読者アンケート集を読んで、同意見あり異なった見解ありと読み応えのあるプリントでした。頑張って!!NIC NEWS