2023.10.13
令和5年9月10日、関係機関の協力を得て、「外国人ワンストップ総合相談会 in ナゴヤ」を開催しました。
コロナ禍において制限されていた人の移動が活発化する今日、日本に暮らす外国人も著しく増加しており、名古屋市内には現在およそ145か国88,000人もの外国人が暮らしています。当センターに寄せられる相談では、外国人住民の抱える課題は複雑で複合的な傾向が見受けられます。今回の相談会では各分野の専門家が集い、そのような悩みや問題に一元的に対応しました。この「ワンストップ相談会」は令和2年度・3年度開催「新型コロナウイルス関連外国人緊急相談会」での関係団体・機関との協働をさらに発展させて実施することにしたものです。
▲当日は15名の通訳者も相談者に寄り添い、大活躍。
▲日本語学習についての関心も高かったです。
当日は在留資格、労働、社会保険、住居、子育て、子どもの進路、日本語学習など、外国人住民の多岐に渡る相談に対して、協力機関や名古屋国際センターの相談員が通訳を交えながら10言語で対応しました。話を進めるうちに別の困りごとや課題への対応が必要と分かり、引き続き他の相談に移るなど、複数のブースで相談する様子も伺うことができ、さまざまな相談が同時にできる「ワンストップ」の場があることの意義を改めて感じました。相談者からも「いろいろなアドバイスをまとめてもらえたので、今日は参加してよかった」、「次回も活用したい」などの声をいただきました。
当センターでは、日ごろの情報提供・相談事業に加え、今後もさまざまな機関や専門家と連携しながら今回のような相談会を実施し、外国人住民の抱える悩みや課題に寄り添っていきます。
★「外国人ワンストップ総合相談会 in ナゴヤ」協力機関 ※五十音順
愛知労働局
社会福祉法人名古屋市社会福祉協議会
住まいサポートなごや
名古屋外国人雇用サービスセンター
名古屋市子ども青少年局
名古屋出入国在留管理局
法テラス愛知
名古屋国際センター
・行政相談
・海外児童生徒教育相談
・日本語学習者・支援者サポートデスク★名古屋国際センターが行う情報提供・相談事業の詳細はこちらをご覧ください。