2024.11.10
スポーツの秋。2026年、愛知県・名古屋で開催される第20回アジア競技大会を前に、
言語、年齢、性別などに関わらず誰もが楽しめるスポーツから共生社会づくりを考えようと
10月12日(土)、「グローバルユースプロジェクト~スポーツ×共生社会」を開催しました!
参加者は小さなお子さんからご年配の方まで、国籍も様々。体を動かしたい、いろいろなバックグラウンドを持つ人々と交流したい、という方々が集まりました。
ラジオ体操で体を動かす準備をしたら、まずはチームメンバーとアイスブレイク。お互いの共通点探しや、夏休みの思い出話などを通して相手を知り、交流を深めます。
アイスブレイクで打ち解けた後はいよいよ試合開始!競技種目は「ユニバーサルスポーツ」のアイデアを取り入れたオリジナル競技、「風船バレー」と「風船バドミントン」の2つです。新しいボールが次々と追加され、そのたびに悲鳴と歓声が響きわたり、各々の言葉で声援が沸き上がりました。皆どこに飛んでくるか予測不可能なボールを追いかけて、右往左往。ボールを落とすまいと戦略を練るチームもあり、言語や年齢、身体能力の違いも関係なく、力を合わせてゲームを楽しんでいました。
またユニバーサルスポーツ体験コーナーでは、「ボッチャ」や「モルック」などの用具を実際に触ってみました。「意外と重いボールなのね(ボッチャ)」「ボーリングかと思ったらダーツにルールは近い?(モルック)」「このボール、音が鳴るよ!(卓球バレー)」など、初めて触る用具に驚きながらも、年齢や言語の違いを超えて楽しく対戦しました。
「子ども連れで来たけど、いろいろなアクティビティがあって、家族みんなで楽しめました」
「普段であれば出会うこともない、たくさんの人たちと知り合いになれた!」
国籍や性別、年齢、障がいなど、それぞれの違いを自然に受け入れ、支え合い、互いに認め合う気持ちを、ユニバーサルスポーツを通して体感した一日でした。
今回のイベントはグローバルユースボランティアとインターンが作り上げたイベントです。
企画・運営を担ったインターンは、「たくさんのボランティアメンバーに相談することで、自分では思いつかなかったアイデアをもらうことができた」と、ひとつのプロジェクトを成し遂げるうえで、たくさんの人と関わって得た学びを語りました。
名古屋国際センターでは今後もユース世代によるイベントを実施していきます。イベント情報は名古屋国際センターの公式インスタグラムから。ぜひフォローしてください!
グローバルユースボランティアとは:
15歳から35歳のメンバーで構成される、地域や地球の課題解決をテーマとしたイベントの企画・運営を行うボランティアです。