2023.06.23
外国語の絵本を通し、外国の文化に触れるイベント「外国語で楽しむ絵本の会」。
外国人ボランティアと日本人ボランティアがペアになり、外国語と日本語で読み聞かせを行います。
5月28日と6月3日の「絵本の会」に携わったボランティアに、お話を聞いてみました。
5月28日に初めての活動を終えたウンミさん(韓国出身)。
企画の段階からとても緊張していたと話す彼女ですが、ペアの鈴木さんと相談しながら進められたことが、自信をもつ大きな糧になったそうです。
「初めて経験する私に、どんな準備が必要で、読み聞かせをどう進めればいいかなど、とても親切に教えてくれたことに本当に感謝しています。それぞれの言語の表現の違いを知ることも楽しく、勉強になりました。」
当日は読み聞かせのほか、韓国のじゃんけんゲームも実施。鈴木さんのアドバイスを受け、ウンミさんが考えた企画です。参加の子どもたちはハングルのじゃんけんを楽しみ、それぞれ勝ったり負けたり、一喜一憂の様子でした。
"普段の日常生活では出会えない多様な文化背景をもつ人と出会うことができる―。"
先輩ボランティアが話すそんな言葉を実感したウンミさん。「外に出れば疲れやストレスを感じることもあるでしょう。それでも、ボランティア活動に参加し、そこで出会う人々から刺激を受けて学び、元気をもらう。そういうことを大切にしていきたいなと思います。」
ボランティアのペアは毎回変わります。個人の活動ではなく、多様な仲間と一緒に協力し合って取り組むからこそ、そこに「小さな平和を感じる」と語るボランティアもいます。
そんなボランティアが企画する「外国語で楽しむ絵本の会」の開催は毎月2回。
皆さんも、世界とつながるキッカケを体験してみませんか?
次回7月の開催についてはコチラをご覧ください。


「へいわってどんなこと?」童心社(ハングル版)