2023.10.25
普段は自宅などでメンバーそれぞれが「やさしい日本語」への置き換えや資料の準備などを行い、月に1度、NICに集まって、各自が持ち寄った資料やアイデアを共有して、作成物を形にしていきます。今年度はメンバーが増えたことから、「新規作成」「既存作成物見直し」「SNS広報」の3チーム編成で活動を行っています。
ボランティアによる作成物の例
ブース出展による普及活動の様子
~ボランティアさんの声~
活動1年目、高橋さん
「まだ始めたばかりで勉強中ですが、月1回の活動は和気あいあいとして楽しいです。やさしい日本語に言い換えるコツなどを知るたび、なるほどと思います。また、活動に参加するようになって、やさしい日本語や外国人支援に関わる人がこんなにたくさんいるんだということを初めて知り、驚きました。ボランティア活動を通して、自分の視野が広がっていると感じます。」
活動3年目、中村さん
「外国の人に理解してもらうなら英語じゃないと...、とはじめは思っていました。でも今は、日本語をやさしくして工夫すれば外国語でなくても伝えられられるし、日本語しか話さない人にも取り組みやすいので、多くの人に知ってもらえたら、やってもらえたらと思います。私自身、接客のアルバイトの時は、難しい敬語を使わないけれど丁寧さは失わないように言葉を選ぶ、商品などを実際に指し示すなど、やさしい日本語を意識しています。」
活動11年目、鬼頭さん
「普段の活動は書き言葉を扱うことが多いので、日本語のレベル設定や言葉の選択が難しいです。表記の仕方やイラストなどを用いて、なるべく多くの人に活用してもらえるようメンバーといつも相談し知恵を出し合っています。私は日本語教室でもボランティアをしていますが、どちらの活動も、普段の生活の中では気づかないことや考える機会がないようなことに思いが至ることが多くあって、面白いです。」
正解がないからこそ難しく、「わかった!」「へぇ、そういうことか!」と理解してもらえた時の喜びも大きい「やさ日」は、日本語を勉強中の人だけでなく、小さな子どもや高齢者にも伝わりやすい日本語です。あなたも「やさ日」を意識してみませんか?
ボランティアによる作成物はこちらで公開しています。ぜひご活用ください!