2024.09.29
名古屋地域の文化や歴史を子どもから大人まで楽しく学べるよう、わかりやすい日本語と英語で記事を作成するボランティア活動!実際に現地に出向き、情報収集や取材を通して記事を作成し、ウェブサイトに掲載しています。
今回は、活動に携わるボランティアの皆さんにインタビューし、OUT&ABOUTの名称の由来や思い出の記事について語っていただきました。
作田さん
"NIC OUT&ABOUT"は、私が2009(平成21)年にボランティアとして活動に関わる前から、海外出身の方々に親しまれていたようです。ちなみに、"OUT&ABOUT"とは、イギリス英語で「あちこち出かける」という意味だとか。紹介したい場所を実際に訪れ、その情報を発信するイメージと結びつきますね。
2017(平成29)年から、私たちが作成した記事が月刊情報誌「Nagoya Calendar」(2023年4月号で終刊)に掲載されることになり、同誌の新コーナー「発見!なごや(Hakken! Nagoya)」が始まりました。文化や歴史だけではなく、実生活の暮らしに役立つ新たな情報を「発見」してほしいとの願いから、そのコーナー名が名づけられました。最初の記事では、「きしめん」を紹介しました。その特徴やトッピングの具材を手書きのイラストでわかりやすく説明して、とても印象深い記事となりました。
風岡さん
ボランティアが集まる活動日には、メンバーの皆さんと海外の国や文化について、雑談を交えることがあります。そんなときに得た新しい情報が刺激となり、新しい記事のアイデアにつながる瞬間が楽しいと感じます。日本語の表現と差異がないかを話し合い、想像もつかなかった英語の言い回しや表現に出会うと、とても勉強になります。
お二人とも、編集を終えた記事がNICのウェブサイトに掲載されたときに、達成感とこの活動に対するやりがいを最も感じると話していました。
皆さんも新しい「刺激」を「発見」してみませんか?
"NIC OUT&ABOUT"とは・・・
1985(昭和60)年から始まった「ナゴヤガイドテレホンサービス」が、その活動の始まりです。当時は、各種イベントや生活情報を英語でテープに録音し、電話で提供するものでした。1994(平成6)年に現在の名称になりました。2010(平成22)年に同サービスは終了、現在はウェブサイトに記事を掲載しています。