2026.04.22
NICでは、さまざまな国出身のスタッフが勤務しています。今回は、妊娠・出産・育児について、母国と日本との習慣や社会事情の違いを4名のスタッフに聞いてみました!
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<ネパールでは・・・>
ネパール人は2つの名前を持っています。ひとつは、生まれた日時などから占い師が名付ける名前で、占ってもらう時などを除き、普段の公の場では使われません。もうひとつは、主に家族や親族が名付ける名前です。
ネパールでは専業主婦として子育てに専念する女性が多い一方、就職している場合でも産休は3か月ほどで職場に復帰し、祖父母や保育園に子どもを預けながら働くケースが多い印象があります。それでも、核家族化が進んでいる日本と比べると、祖父母との二世代同居が多いこともあり、地域の保育施設は少なめです。
また、自然に囲まれた環境である一方、整備された公園は少ないものの、子どもが屋外で元気いっぱいに遊んでいても周囲は寛容です。保険など日本の社会制度は整っていて良いと感じますが、子育てにはお金がかかりますね。
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<ベトナムでは・・・>
ベトナムのミドル世代の名前の多くには、語尾に男性は「ヴァン(知識・学問)」、女性は「ティ(女性)」が付くイメージがあります。これは、かつて一般的だった名付け方によるものです。また、家族や友人など親しい間柄で呼び合うために、ニックネームを付けることもあります。
生後1か月で「ダイ・タン」、生後1年で「トイ・ノイ」というお祝いをします。どちらも家族や親戚、友人を招いて盛大に行われます。前者では、招待客はお年玉のようにお金を包んだり、ベビー用品などを贈ったりします。後者では、子どもの健康と成長を祝い、将来を占う儀式が行われます。ノートやペン(勉強)、鏡(美容)、お金(裕福)などのアイテムを並べ、赤ちゃんが最初に手に取ったもので、将来の職業や性格を占います。独特で興味深いですね。
<ブラジルでは・・・>
ブラジルでは帝王切開が一般的です。出産時の長時間の痛みを避け、短時間で出産したいと考える人が多いことや、計画的に出産しやすいことが理由の一つと考えられます。そのため、病室をデコレーションしたり、メイクアップアーティストが妊婦にメイクを施したりするなど、出産時も華やかな雰囲気になることがあります。
また、出産前から出産後まで、お祝いや贈り物の機会が多いのも特徴です。ジェンダーリビール(性別発表)とベビーシャワー(出産直前のお祝い)を一緒に行う人も多く、家族や友人を招いて、花火やカラーパウダーで性別を発表したり、ごちそうを囲んだり、赤ちゃんのためにおむつやおしり拭きなどを贈ったりします。
家族や親戚が協力する風潮が強く、保育園の利用に加え、周囲のサポートも活用しなが ら、共働きで子育てと仕事を両立するケースが多いです。
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<ウクライナでは・・・>
ウクライナではキリスト教徒が多く、出産の無事を願って教会で祈りをささげたり、赤ちゃんが生まれた後に教会へ連れて行き、聖歌を歌ったり聖水を受けたりして、今後の健康を祈願します。これを洗礼式といいます。
また、出産費用の補助や産休・育休制度も整っており、父親が育児休業を取得できる体制もあります。役割分担は家庭ごとに話し合って決められ、夫婦でより平等な育児を目指す家庭が増えてきています。




