ニック・ニュース読者モニターアンケート
2019.10.04
ニック・ニュース読者モニターの方々からよせられたコメントを掲載します
***8・9月号の内容はこちらから***
Ⅰ P1~4の特集「名古屋で世界とつながる」について
- 紹介された4つのコミュニティの様子が少し分かりました。特にフィリピンの記事には、その取り組みの歴史とご苦労を感じました。山脇先生の寄稿は、要点が分かりやすくまとめられており、とても勉強になりました。入管庁という組織のこと、総合対応策の問題点などとても参考になりました。
- コミュニティイベントはこんなにあるのですね。私は偶然ベトナムのだけ行ったのですが、あまりの迫力と食べ物の匂いに押されて早々に退散しました。中国や韓国のは行ったことがありますが、それよりある意味すごいです。町を歩いていてもベトナムやネパール(と思いますが)の人が多いです。近所にも観光ではなく、住んでいるらしい人が増えています。ネパールやラテンアメリカのフェスティバルに参加したかった。
P2の寄稿、入管庁の部署が「出入国管理部」と「在名管理部」の2つに分けられていたり、政府の取り組みからあまり深いビジョンは感じられず、大丈夫か? - 入管法改正で外国の方と接する機会が多くなりました。といってもほとんどはコンビニやファストフード店でですが...彼らともっと違った形で交流はできないものだろうかと考えています。名古屋国際センター主催での交流イベントをもっと増やしてほしい。
- 私は留学先のカナダ・バンクーバーで見たリトルインディアとか、小さな海外の人の集まりを思い出してほっこりして懐かしい。7月30日中日新聞朝刊にて、ナゴヤ留学ネパール、留学先日本のなかでもナゴヤが選ばれている。うれしい気がします。
- ベトナムとネパールのフェスティバルの楽しさが伝わった。
- 様々なイベントについての紹介があり、とても面白かったです。
- ベトナムは今、かっての日本の経済成長期と同じく人口が増えている、力強い成長を成し遂げている国である。そのベトナムフェスティバルが大変盛り上がった様子がよく伝わってくる記事であると思いました。またネパール・ラテンアメリカ・フィリピンフェスティバルも同様に異国の雰囲気がとても楽しそうに感じました。
- 名古屋市内でこれだけいろいろな国にイベントが行われていることを知らなかった。参加できるものがあればぜひ一度行ってみたい。
- 様々な理由で来日し、習慣や言葉の違いに苦労しながら協力しあって生きていくたくましさと、地域に受け入れられるように努力することの大変さを思うと日本人として何ができるか考えされられました。入管法改定により外国人が増えると言われていても、5年も家族と離され、更新のない制度に彼らが魅力を感じると思えません。第二次ベビーブーム世代が第三次ベビーブームを起こせられない政治をした日本の人口政策の失敗を、このような制度で一時しのぎさせられ、安い労働力の一時調達にされることが彼らの目には明白なはずです。来日しても地域の受け入れが自治体まかせで行政の人手も少なく意識も低いことで地域全体が混乱することになれば当事者だけでなく、対外的にも悪い印象を与えてお金と労力が無駄になるだけのように思いました。自国の人権や福祉をまともに保証しない国、歴史歪曲主義者が市長を平気でやっている地域に多文化共生の意識づくりができるのかとも思わされました。それでも彼らを理解し受け入れる良心の方が多数であると希望を持ちたいです。彼らのイベントがもっと告知されるように行政の協力を求めます。
- ベトナムやネパール、ラテンアメリカ、フィリピンのコミュニティイベントが開催されていることが良く分かりました。しかし、ニック・ニュースを読むまでは、そんなフェスティバルが行われていることは、知りませんでした。祖国を離れて日本に来て暮らす、各国の外国人にとっては、祖国を懐かしむ良いイベントかもしれませんが、もっと上手く啓蒙をして、日本人とのコミュニケーションの場としても活用できると良いと思いました。
- この地域の在住外国人の数や内訳のデータや実情などはニック・ニュースで継続的に発信してほしいです。(多文化共生・多文化社会の実状が実感をもって感じることができるので)
→継続して、取り上げて行きます。 - 名古屋市内でこれだけいろいろな国のイベントが行われていることを知らなかった。参加できるものがあればぜひ一度行ってみたい。
- これらのフェスティバルはニック・ニュースに載ってましたか?新聞やテレビで取り上げてくれると良いのに。
→ニック・ニュースでは、名古屋国際センターが主催するイベントを掲載しています。ホームページまたはメルマガには地域のイベントを掲載していますので、ぜひご登録ください。URLは、
https://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/publication/nicmailmagazine/ です。 - さまざまな国からたくさん人が集まって、にぎわいよさそうです。
- いろんな国のフェスティバルを知った。
- 身近な場所でたくさんの国のフェスティバルをやっていることを改めて知ることができました。
- 入管法改正について詳しく載っていたのでとても参考になりました。
- ネパールは良く知らない人が多いと思うので、興味のもてる珍しい画像があると良いと思う。
- 今回は日本の外国人コミュニティ/フェスティバルを取り上げたので、ネパールという国を紹介する画像は掲載していません。
- 「名古屋市には約150か国・地域から来ている人々が暮らしている」ということに驚きました。自分の住む地域が本当に小さな地球のように多様化してきていること、それだけ多様な人が暮らす場所として名古屋を選んでくれていることをうれしく思いました。
Ⅱ 印象に残った記事について
- 全体的に良い印象をもちました(どの記事にも)。記事に登場する人たちの様子が生き生きと伝わってきました。一人でも多くの人に知って欲しい、読んでもらいたいと思いました。
主にイベントについてなのですが、"外国語で楽しむ絵本の会"は名古屋市の図書館にも出前してくれてるのですね。私の住む区の図書館でも"いつかやってくれるかも!"と楽しみにしています。
【表紙】
- 実に美しい、色とりどりですばらしい。見てみたかった。
(P5―P6)
【NICあれこれ探検隊】
- 貸し施設があるなんて知りませんでした。
- 活用方法もわかり、良かったです。
【ぶらりライブラリー】
- 参政権を行使しない人が多い日本にとっては、興味深い内容です。
- 読んでみたい、出版社など書くスペースがないと言われたが、買うにも図書館に注文するにも、出版社、金額がわかるとうれしい。
→8・9月号掲載の「あなた自身の社会」の著者はアーネ・リンドクウィスト/ヤン・ウェステル、出版社は新評論です。10・11月号では著者と出版社名を記載しました。 - 絵本の紹介が多かったので、こういったジャンルも良いです。
- 他国の様子が良く伝わってきました。
- スウェーデンは投票率が87%に驚き。日本は高齢者はともかく、若者の投票率が低いのは未来の日本の事を考えると心配になる。政治に関心がないのは恥ずかしいことだという認識がない。これも全て教育のせいだと思う。
- 教育と民主主義にて紹介されている「あなた自身の社会」について。現実、実際を良く知って、その仕組みに強くなる。そうやって法治国家を攻略する。それはそれで、人生ゲームのよう。ついて行けるなら良いのですが。社会に疑問を抱きつつ生きてきて、よく私が実感するのは、人はそういう決まりだ!皆と違うとか、キーワードが言えてない!とか、かたくなな受け付けにくさを持ち合わせているという点。理解されにくい不自由さ、何も言えない害のなさとか明確にすべき。不利を持ち合わせた人もあるということ。また、結局身分というのはエゴなのみであり、残念という点。この頃考えてしまうのは、開国と、国交による法治国家の現状は、すべて国民のため、平等であるとは言い難い点を問題と感じます。
- 日本も憲法と教育基本法に基づいて、市民に民主主義の基本を学ばせて考えさせることをしていれば、市民がお客様有権者にならず、ここまで社会が脆弱になっていなかったのではと思いました。市民を愚民化したいこの国の政府にとっては、このような本は市民に一番読ませたくないものだろうと推測しました。
【NICレポート書き損じはがきをご寄付いただきました】
- ちいさなことからコツコツと。
- よい出来事。
- きちんと結果報告しているのは好感が持てます。
【ICレポート多民族国家オーストラリアに学ぶ】
- 内容豊かで考えさせられる記事でした。もっと詳しく知りたいです。
- 多文化背景なのに自分の帰属意識について悩みを持つとは不思議な感じがした。こだわらないのかと思ったが。
- 素晴らしい。
- 少しですが興味深い話を聞くことができました。
- グローバル化しようが鎖国化しようがルーツやアイデンティティにどれほどの価値があるのかと思っていますが、こうした方法で自己肯定感や自信を持たせるのは良いと思いました。
- 他の国から学ぶことがたくさん。コラム的に気軽に知れて良いです。
- オーストラリアの多民族国家についてのワークショップの報告が面白かったです。移住後、その家族にルーツとしての文化が残っていくというところが興味深かったです。
(P7-P8)
【国際留学生会館から】
- 留学生による外国語講座はとても良い企画です。小学生向けを実施するとなお良いと思います。
- 私も外国語講座を受講したことがあるのですが、もっと回数を増やして欲しいと感じました。
- 私に子ができたら、英語より何か珍しい文字とか学ばせてみたい。
- 生の声が聞けるのはとてもおもしろいです。
- もっと積極的にPRすべき。
- 留学生による一般市民を対象にした外国語講座があることを初めて知りました。
留学生ならではの母国語の講座なので、生の声と言うかネイティブな英会話が実感できるのではないかと思います。願わくば、もっと積極的にPRして、知らしめるべきだと思います。
そうすれば、国際的な架け橋にもなりますし、上手くいけば留学生の学費や生活費の一助になると思います。日本と外国、日本人と留学生とのWin・Winの関係が結べると思います。
【ともくら】
- 日本語を身につけたい人にはとても参考になると思います。
- 私の世代には考えられないような、とても自由で世界を舞台に自然に仕事をされているのに感心。
- 日本を選んでくる人をダメにしない日本であってほしい。
- 台湾が好きなので、興味深かったです。
- 個人的に台湾が好きなので、台湾系アメリカ人の方のお話を聞くことができるのは非常に興味深かったです。自分の人生や経験について、しっかりと自分の言葉で話していて勉強になりました。
- 前向きで努力する姿を素敵だと思いました。
- 日本語はまず聞くことから!という言葉が印象に残りました。外国人の方にとって、日本語は英語などにくらべると大変複雑で、難しいものであると思われます。言葉を発する前にまず聞くということはとても大切で重要なことだと思いました。
【Leader's Eye】
- 現地スタッフに主体性を持ってもらうために、自分たちのやり方を押し付けないというスタンスがとても良いです。
- 普段何げなく使っている水、水の大切さを改めて認識させられました。
- 私は井戸水の時代をイメージしては気にしてしまう、水のため、土を守ることも大切にしてほしい。
- リーダーズ・メッセージは心に響きました。
- 当事者の立場を尊重して地道に支援し、活動に信頼を与える取り組みは良いと思いました。
- 地域の多文化共生とともに、日本の外で国際協力に携わる方の視野も入ることで、ニック・ニュースがより多角的なものになっていいなと思いました。
- 毎回、さまざまな活動をされている「リーダー」が登場し、楽しみにしています。
【妹友好都市の広場】
- 海外の紹介は面白かったです。
(P9-P10)
【NIC PAGE】
- 学生ではないのですが、【共催事業】アメリカ留学フェア2019興味あります。
- 防災は市民総ぐるみでとても良いことと感じます。
- さまざまな面白そうなイベントが紹介されていました。
- セミナー、イベント告知の充実をのぞみます。
【 名古屋市在住外国人人口】
- 国境を越え、一人一人の人としての意義を叶えていく時代を。
- 増減の表示があるともっと理解が深まると思います。
【裏表紙】
〈グローバルユースフォーラム〉
- 興味あり。
- 講演内容の紹介があるといいと思います。
〈すごろくで学ぼう!やさしい日本語〉
- やさしい日本語の表現、日本人である私も自分の母国語を見直す機会となりました。
- 日本なんだから日本語でやさしく、素晴らしい。
- イベントに参加してみたくなりました。
〈 絵本のひろば〉
- なつかしい。
- イベント内容が分かりづらいです。
Ⅲ その他、お気づきの点や改善点
- 裏表紙に「注目イベント」の記事をのせるのは良いと思いました。
- 名古屋で働いていたり、住んでいる外国人の生活や声を聞きたい。
- 「映画」を通じての国際理解などの特集もおもしろいのではないかと思いました。
- P3「多文化共生都市NAGOYAをつくろう!」学生メインなので平日の講演会なのですね。土日に開催してくれるのを希望します。→どちらかというと市職員がメインです。
- "世界のレシピ"のコーナーが好きなので、今後も継続してほしいです。
- 各記事とも簡潔に分かりやすくまとめられており、写真なども適所にあり、大変読みやすい冊子であると思います。また記事にはクイズなどもあり、大変楽しめると思います。名古屋国際センター自体の特集等があれば、更に親しみを持てると思います。
- 数年前から毎月→隔月発行になったと思いますが、地域に、より濃度の高い情報を発信していくことを思うと、情報量が多くなる毎月発行より隔月発行も良いなと思います.。ウェブ上でたくさんの情報があふれている時代なので、必要な情報がコンパクトにまとまったニック・ニュースのような冊子の重要性も再認識されていくのかな...と思っています。
- 今号は、フェスティバルやNIC貸し施設、留学生の外国語講座が紹介されていましたが、いずれも私は全然知りませんでした。いずれも魅力的で有効な取り組みだと思いますし、もっと積極的にPRしてほしいです。まだまだ、知らない良い取組がたくさんあると思いますので、紹介してほしいと思います。