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1枚のはがきで広がる学びの輪。世界の子どもに"学ぶチャンス"を届けます。 (世界寺子屋運動)

2025.07.20

世界寺子屋運動はどんな運動?

回収箱写真.jpg

「世界寺子屋運動」は、(公社)日本ユネスコ協会連盟(以下、日ユ)によって始められた取り組みで、読み書きができない人々に教育の機会を提供することを目的としています。学びの場="寺子屋"を広めることで、世界の人々の相互理解と国際的なつながりを育んでいく運動です。

名古屋国際センターは1990年から、名古屋実行委員会の事務局として活動に参加しています。「はがき1枚からできる国際協力」として市民の皆さまに広く協力を呼びかけ、お寄せいただく「書き損じはがき」を資金化し、途上国の教育支援を中心に寺子屋の建設や教材の提供など、現地の人々のニーズに合わせた支援を行っています。

詳しくはパンフレット(PDF)をご覧ください。

活動を始めてから、これまでに皆さまから寄付いただいた書き損じはがきは510万枚以上!

11カ国22地域に対して約1億8千844万円を支援してきました。

書き損じはがき回収箱は、名古屋国際センターのほか、郵便局、名古屋市内の図書館、区役所などに設置しています。昨年度は、今までより一回り小さい回収箱を作成しました。スペースをとらないので、置きやすくなったと設置団体から好評いただいています。

"世界寺子屋運動"名古屋実行委員会はどんな活動をしているの?

▶昨年(2024年)は支援先の一つであるカンボジアへのスタディツアーを実施しました。

支援者の方々とともに現地を訪問し、寺子屋で生き生きと学ぶ子どもたちの様子や、運営の様子を見学しました。「中学校クラス」では、当センターとオンラインでつなぎ、日本の支援者と子どもたちが画面越しに交流する場面もあり、笑顔あふれる時間となりました。将来の夢を聞くと、中には「教師になりたい」と語る子もいて、学びへの強い意欲と希望を感じることができました。また、生活の安定や収入アップを目指す職業訓練の一環として、村の女性たちがホテイアオイという植物を使い、手作りのカゴバッグを製作している様子も見せていただきました。

「支援を受ける」だけでなく、「自分たちで未来をつくる」という意志のもと、教育と生活の両面で前向きな活動が進んでいる様子を確認でき、支援の成果を肌で感じられるとても貴重な機会となりました。

詳しくはカンボジアスタディツアーについて記載したNIC NEWS WEBをご覧ください。

スタディツアー2枚.png

▲中学校クラスの様子(スニュオル寺子屋) ▲収入を向上するためのプログラムの様子(チョンクニア寺子屋)

▶市内のイベントでブースを出展し、活動紹介のワークショップを行っています。

寺子屋ブース.JPG

5月17日(土)、栄のテレビトー広場で行われた「第96回愛知県中央メーデー」に出展し、色紙やカラーペンを使って楽しめる工作教室を開きました。あいにくの雨の中でも、たくさんのご家族が立ち寄ってくださり、約70名の方にご参加いただきました。参加したお子さまたちには、実行委員会オリジナルキャラクター"はがきちゃん"の風船をプレゼントし、喜んでいただけた様子でした。ボランティアの皆さんにも支えていただき、寺子屋運動を幅広く知ってもらう良い機会になりました。

今年の秋には、ワールド・コラボ・フェスタ2025(10月25日(土)・26日(日))にも出展予定です。

▶現地でどのように役立てられているの?支援先の活動について報告します。

2024年度、名古屋実行委員会では102,772枚の書き損じはがきを回収・資金化しました。

そして日ユを通じ、アフガニスタン、カンボジア、ネパール、ミャンマーでのプロジェクトに対し合計400万円相当を支援しました。ご寄付くださった皆さま、ありがとうございました。支援先の活動を伝える現地リポートが、日ユから届きましたのでぜひご覧ください。

ユネスコ世界寺子屋運動 2024年度活動報告(PDF)

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